限定のわきが
C6とcm、この衰えと更新の不思議な姉妹が私たちの全身を駆け巡って、毎日毎日、奇跡のような仕事をしている。
怠けていれば強力な信号が発せられて衰えモードに入る(たまらん)。
しっかり運動すれば更新と成長のモードに入りiこの先も楽しく生きられる(すごいぞ)。
こんなに素敵な知識を頭に詰め込んだ以上、そろそろ「Dr.ハリーの第二ルール」について語ってもいいころだ。
いわく、「この先ずっと、週に四日は本格的な有酸素運動を」である。
もちろん、第一ルールはそのまま生きている。
「週に六日のエクササイズ」は不変の鉄則だ。
その六日のうち、日をエアロビクスなどの有酸素運動に回せばいいのである(残りの二日は筋力トレーニングにあてるが、これについては後で詳しく触れる)。
ご承知のとおり、有酸素運動は一定のペースで一定の時間、続けて行う運動だ。
続けることで心拍数を上げ、その状態を保つことができる。
自転車こぎ、ジョギング、トレッドミルのような運動がそうだ。
ただし、テニスやゴルフは違う。
ゴルフも立派なスポーツであり、四身体にいいのは事実だが、有酸素運動ではない。
最終的には、ほとんどの人が週に四日は(それぞれのレベルに合わせて)エアロピックな運動を行い、一日は筋力トレーニング(またはウエイトトレーニング)を行うことになるが、最初のうちは無理をしないこと。
はじめの二、三週間から一か月はエアロビッグな運動だけを週に六日やればいい(なかには生エアロビクスしかしない人もいる)。
だいたいは、汗は出るけれど何とか話ができる程度の、るいぺIスになるだろう。
これが「長く、ゆっくり」タイプの運動で、心拍数は最大心拍数の六0ー六五%程度に維持する(心拍数の計り方は後に説明する)。
週に六日の「長く、ゆっくり」運動から始める理由は何か。
ほとんどの人の場合、まずは血液循環の能力を高める必要があるからだ。
血液循環は健康の、そして運動の基本だ。
血流によって、エネルギーと酸素がどのくらい筋肉に行き渡るかが決まる。
それらが筋肉で燃やされて力となり、私たちは動き続けることができる。
それに血流は、実に手際よくエネルギーの燃えかすを片づけてくれる。
運動すると息が切れるのは、身体が酸素を欲しているからではない。
老廃物を早く捨てたいからだ。
筋肉でも同じことで、筋肉が痛くなるのは筋肉繊維が傷つき疲れたからではなく、乳酸という形でたまった老廃物を捨てたいからだ。
そして何と言っても、血流はC6とcmの素敵な流れをもたらし、発作や脳梗塞を防ぎ、気分を明るくし、全身に元気をみなぎらせる。
それによって心臓で、今のあなたはどんな気分だろう?もうこんな本は閉じてテレビを見たくもあり、今すぐ家を飛び出して自転車に飛び乗り、というところか。
だが私なら、どち一時間くらい走りまわりたくもあり、ゆらゆらもしない。
今できる最善のことは、自分の身体の現状を客観的に吟味し、それにふさわしいところから始めることだ。
あまり楽なところから始めると飽きてしまう。
きっすぎれば挫折するか、けがするかだ。
参考までに、ここではハリーのアドバイスに従って週に六日の運動を始め、今も続けている男女それぞれの例を紹介しよう。
週に六日の運動を始める前の彼らがどんな身体だったかを知って、今の自分と比べてほしい。
ろくに歩けなかった男の場合まずは、私のお気に入りの男、ジョンの話から。
彼もハリーの患者で、六五歳で定年退職した。
退職直前の健康診断では、標準体重を五0キロ近くオーバーしていた。
コレステロール値は危険なほど高く、高血圧で、動きたがらず、ジヤンクフドを山のように食べていた。
仕事でも家庭でもストレスが多く、仕事中毒でもないくせに、仕事がなくなることには不安を抱いていた。
体調は最悪で、うつ状態。
要するに、退職を控えた同世代の男たちの典型と言っていい。
ジョンは妻とフロリダに移り住み、ビーチから一ブロックのところに家を構えた。
ハリーは心配して、運動を勧めた。
しかしジョンは、なかなか聞き入れない。
冗談じゃない、私はスポーツマンじゃない、運動なんて今までに一度もしていないし、これから始めるつもりもない、と言い張った。
そこでハリーは、例によって控え目な口ぶりで言った。
「わかりました。
しかし、このまま何もなさらなければ、しミつ死んでもおかしくないですよ」。
これでジョンは考え直し、いやいやながら承知した。
よし、今度は浜辺を歩こう。
これを週に六日、しばらく続ければいいんだな。
まあ、ものは試しだ。
最初の日、ジョンは五00メートルほど歩いて、なかなか気持ちいいものだと思った。
しかし翌朝は、まるで車にひかれたような感じだった。
文字どおり節々が痛み、ベッドから起きあがるのもやっと。
なのに、なぜかジョンは浜辺に出た。
よろよろとベッドから這い出して、なんと鎮痛剤を二錠飲み、歩き始めたが、一00メートルほどで死にそうに疲れてしまい、家に帰った。
次の日も同じだった。
そういうことが何日か続いた。
じきに、二00メートルは歩けるようになった。
それから、もっと。
息を切らしてよたよた砂浜を歩く姿は、なんとも情けなかった。
しかし、それでもジョンは朝が来ると起き上がり、やるべきことをやった。
数か月後には、やわらかい砂浜を一五キロほど歩けるようになり、なんだか気分もよくなってきた。
やる気が出て、まともな食べ物に関心を持つようになり、フロリダでの新しい生活に意欲と関心が湧いてきた。
毎日たっぷりcmが出ていたから、身体に奇跡が起こる。
一年後、ジョンはニューヨークで年一回の定期検診を受けた。
ジョンはDr.ハリーに「週に七日、毎日八キロは歩いている」と自己申告した。
結果、体重は二七キロ減り、コレステロール値と血圧は正常値にまで下がっていた。
そして見た目も一O歳は若返って見えた。
気分は最高だった、とジョンは一吉う。
もちろん今も気分は(そして健康状態も)最高だ。
ここに大事な教訓がある。
初めてトレッドミルに乗った日に、スピードを一番遅く設定したのに一五分と続かなかったとしても、それで諦めてはいけない。
なにしろ一生の挑戦の第一歩なのだ、初日に三O分もたなかったくらいで絶望することはない。
とにかく毎日行って続けることだ。
何とか一週間続ければ、その週の終わりには二O分走れるようになっているだろう。
あるいは三O分。
何でもいい。
頑張りは必要だが、無理をしてはいけない。
ウェアに着替えてフィットネス・クラフに行き(あるいはロドワークをして)、何かしらエアロビッグな運動をすれば、それで満点だ。
老いの潮は毎日押し寄せてくる。
それに逆らうのだから、実行あるのみ。
私たちは「毎日あれをしろ、これをしろ」と言うけれど、それはたいてい、とにかく四五分は身体を動かしてくれという意味なのだ。
ベホーツ大好きな女性の場合ジョンと正反対のタイプが友人のパトリシアだ。
以前からわりと運動するほうだつたが、五O代も終わろうかという時期になって本格的にやってみようと思い立った。
しかし彼女には持病があり、そんな年齢で激しい運動をすることには不安があった。
そこで医者に相談すると、大丈夫、やってみなさいと励まされた。
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